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◎一年のスタートは12月に

 物理的な一年のスタートは一月一日でしょうけれど、
精神的には年賀状の印刷依頼をした時が、私のスタートでしょうか。
というのも、このところ自分が作成している年賀状の文言は、
一年を振り返る文言と、次の一年にやることの宣言とを併記しているから。

 文言や宣言を考え始めるのは、たいてい十月半ばくらいからですが、
印刷を依頼するという決心が付く文章が決まるまで、どうしても迷います。
 文体を固定することには、ワンパターンとなるので抵抗がありましたが、
宣言に効用があることに気付いてから、変更していません。
年賀状で宣言したことを達成しようという気持ちは、継続しやすいと感じるからです。
(宣言は、「頑張る」といった抽象的な表現ではなく、
 「~をします」といった具体的な表現をしなければダメです。)

 「します」と宣言したことが「大きなこと」であれば準備期間が必要ですし、
思うように行かないこと、予期しなかった障害の発生などがあります。
そうした障害を乗り越えようという気持ちが沸きやすい。

 また、「本年は~したいと思います」ではなく「します」と宣言する効用でしょう。
また、九月を過ぎても、宣言したことやその年を象徴するような行動ができないと、

   年賀状で書くことがないぞ

という焦りを感じつつ、ナントカしようという気持ちも沸きます。
 そして、焦りを反省や推進エネルギに変換し、
年賀状印刷までの期間にラストスパートできるのです。

    (2018年1月作成)