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◎時代の流れの速さが変えた組織や人事(2/2)

 帰宅しようとした地下鉄で、同じセミナーを聴講したであろう知人M氏にお会いしました。
組織の構造や体質は簡単に変化しないのでは? という疑問をぶつけてみたら、

   組織が変化せざるを得ないほど、時代の動きが速くなっているんじゃないだろうか。

と返答して下さいました。

 聴講したセミナーを思い出してみれば、セミナー講師の年齢は、
都市銀行の時代の「部長」にしては若過ぎ、というくらい若い方でした。
 部長職には、変化の速い時代について行ける年齢層が就かなくてはならない。
そんな時代になった、とも言えるかもしれません。 

 頭取を含めた経営陣まで、合併以後の入社人材が入り込んでいるとは思えませんが、
現在の経営陣は、
 時代の流れが速くなった中で生き残るため、帰属意識などを封印する土壌へ改革し、
管理職の年齢層まで若返らせている、ということかもしれません。
 別れ際にM氏が呟きました。

   別のメガバンクRはBに比べて動きが遅く、完全に抜き去られた感じだね。

     (2017年10月作成)