◎国家資格試験と実務との乖離

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◎国家資格試験と実務との乖離

 長年の知り合いであるA氏に紹介されて、B氏と打ち合わせをすることとなりました。
A氏は、私とB氏とが顔合わせをする場面に同席できない、とのことなので、
B氏に関する情報を事前に尋ねておきました。

 B氏は、国家資格のXもYも取得している、とのこと。
Xという資格については、私も多少の馴染みがあるし、実務でも関わっていたので、
仕事上の信頼もおける方だな、との印象を抱いた上で、顔合わせに向かいました。

 打ち合わせが進んでいくウチ、資格Xに関わる、実務上の話になりました。
B氏が、私に確認を求めてきた事項は、
確か国家資格Xを取得するために必須の知識だったはず、と感じました。
 そして、その瞬間以降、私はB氏が国家資格Xを持っていると聞いたのは、
単なる私の聞き間違いである、と認識を改め、その後の打ち合わせを進めました。

 打ち合わせを終えた後での雑談の中で、B氏は、

   実は私、国家資格Xを持っておりまして・・・

と話されました。
 聞き間違いではなかったのだな、と思うと同時に、資格を有していても
実務をしていない人は、基本と思える事項を間違えるのだな、と思いました。
 加えて思ったのは、
実務的に基本的な事項を理解できなくても合格できる国家資格試験なのか、ということでした。

 国家資格Xの取得者に、実務未経験者が増えている、という噂は耳にしていましたが、
実体験をしたことで、国家資格Xに対する信用が私の中で一気に崩れました。

 国家資格への規制緩和って、誤った方向に舵を切っているよなぁ。
(一事が万事、という拡大解釈をしても良くないよなぁ、と思いつつ)

    (2017年6月作成)

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