人脈も知的財産だ、と思い付いたのは、いつだったか、
なぜ思い付けたのか、は正確には思い出せません。
2005年には別のセミナー講師の際に、言葉として使っていたので、
少なくとも、それより前のようです。
「人脈も知的財産だ!」と言われてみれば、
多くの方(特に、知財ドップリではない方々)に頷いていただき、
しかもそれを「見える化」する必要性があるのでは、と考えたのは、
補足させていただくと、以下の仮説に基づいています。
一つ目)
人脈という財産は、一身専属的(相続承継ができない)な面が大きいですが、
二代目が、先代社長から、しっかり受け継ごう、
という意識があれば、受け継がれることもあるはず、
という仮説。
二つ目)
受け継ぐのが難しいのに、受け継ぐための可視化されていない。
だから、しっかり受け継ぐことができないのだ、
という仮説。
たとえば、先代社長が、次の社長に、
主要取引先Y社の社長Aさんは、誰から紹介されて、
これまでに、どんな取引や我が社の担当者Cと付き合いがあって、・・・
ということを、口頭で伝えることはあっても、
しっかり、形に残している(可視化させてある)ことが少ないのでは?
この二つの仮説は、ほぼ当たっていたらしく、
このセミナーは大変盛り上がりました。
しかし、フォローアップのプログラムや仕掛けを企画することまではできず、
(私も一人ではできないし、経済的な壁もあった)、
一時的な盛り上がりで終わってしまいました・・・
ナントカ形にしたい、と今でも思っているのですが。
(2017年6月作成)