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◎「足で稼ぐ」ための壁(2/3)

 足で稼ぐための時間(およびそれに伴うお金)の
「無駄」を減らすには(なくすのは無理でしょうから)、どうしたらいいのか?

   伝え方が上手くなかったのだろうから、持参する資料を改良しよう!

というように考えれば、次に繋がるし、少しずつ力が付いてくる。
 ただし、「伝え方が上手くなかった」というのは、
なかなか呑み込めない。それなりに一生懸命やったはずだから。
 その一生懸命やったはず、と思うところに「壁」がある。

   (資料づくりも話しぶりも)一生懸命やっているのになぁ

という相手に対する不満が沸いてきます。
 客観的に見れば、相手のことを思いやる気持ちに欠けている、
ということなのですが、そもそもそれが判っていないから不満になるのですね。

 この不満を反省に変換していくことで、「謙虚さ」というスキルも磨かれます。
相手のことを思いやる、というレベルが少し上がります。
 しかし、不満を反省に変換するスキルが身に付く(気づけるようになる)までには
時間や一定の期間が必要なのです。
 こうした時間や期間を消化吸収する、ということが大変なので、「壁」なのです。

 なお、「自信を持つことと、謙虚さとを両立させる」という辺りはとても難しく、
何度か経験しても、どちらかに偏ってしまう、と思い返しています。

   (2017年4月作成)