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◎ブログに対して10年前に考えていたこと(2/2)

 10年半以上が経過し、組織や個人が開設するホームページが無くなることはなく、
ブログという情報発信形態も無くなってはいません。
 しかし、「ブログ」という情報発信メディアの地位は、10年前よりも落ちていると感じます。
 その原因というか、ライバルとして地位を高めているのが SNS でしょう。
 現在のツイッター、フェイスブックなどは存在しなかったし、このようなメディアの登場は
予想もできませんでした。

 しかし、「時事問題を追わない」という私のブログのポリシーは、
SNSというメディアが得意とする領域ですので、よい選択だった、と自分では思います。
(一日に複数回の更新をするブログ、というメディアとして活用されている方はいますが)

 「他者の意見をできるだけ引用しない」というポリシーについては、
開設してほどなく、よい選択だったと感じました。
 引用(リンク)として使うURLは、変更されたり削除されたりしてしまうことが頻発します。
もし、他者の意見を引用してブログ記事を書いていたら、間抜けな記事ばかりになっていたでしょう。

 さて、10年以上のブログ継続を「ひとつの成功」として捉えるのであれば、
10年前に考えた10年後の予想が当たった、というほどのことではないですね。
 ポリシー策定に大きな誤りがなかった、ということかな、と思います。
 言い換えると、メディアの本質、自分のできること、できないことなどを慎重に考えた、
という結果だったように思います。

    (2017年1月作成)