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◎無料サービスを行政はすべきか(1/2)

 別のコラムとして、大田区が主催および事務局となった社会人教育について書きました。
全6回のうち、第4回目、5回目を担当し、第5回目は、最も多い27名の申込者がいた、
と聞いていました。

 しかし、5回目の教壇に立って、(顔には出せないものの)密かにがっかりしたのは、
十数名の受講者しか出席していなかったことです。
 経験的に、無料セミナーは2割前後の欠席者が出ますが、4割前後というのは予想外でした。

 原因として考えられるのは、

  a.第4回目の私の講義がつまらなかった
  b.師走に入り、忙しくなった(開催日は12月6日火曜日でした)

などですが、アンケート結果から推測して、そうではなさそうです。
「b.」だとしたら、いつも考え、腹を立ててしまうことに行き着きます。。

   申し込んでおいて、無断で欠席する

ということが許されてしまう無料セミナーって、いかがなものか、と考えてしまうのです。

 講師は休むことなんてできません。何が起きようが、その場へ出向かなければなりません。
でも、無料セミナーの受講者は、申し込んでおいて勝手に休むことができてしまうのです。
休んでも、痛くもかゆくもない。
 これは「不公平だ!」という怒りが、無料セミナーの講師を終えるたびに沸いてくるのです。

   (2016年12月作成)