コンテンツにスキップするには Enter キーを押してください

◎強引な値下げ要求との闘い(2/2)

 値下げ要求を突っぱね、「鶴の一声」でこれまで通り、ということで収まったとのことですが、
その後が心配ではないのか? と私は友人に尋ねました。

 鶴の一声で態度を変えた担当者やその上司としては、
あなた(友人)に対して恨みを残しているのではないか?
そして、その一声を発した「鶴」は、担当者や上司よりも早く、その会社を去って行くはず。
その取締役が退職したら、ここぞとばかりに「恨みを晴らされる危険」が高いよね?

   それ(取締役の退職)までに、その担当者らに(値下げ要求は理不尽だったと)
   私の仕事を理解させます!

というのが彼の返答でした。
 部下を抱える彼としては、適切な判断だと、私は思います。

 誰かに代わられない仕事を続けることが、闘える拠り所となり、
自分の身を守ることになるのだ、と改めて考えさせられました。

   (2016年11月作成)