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◎セミナーにおける新たなテーマへの挑戦(1/2)

 これまでも、いくつもセミナー講師を引き受けてきましたが、
私の場合、自ら企画提案したテーマにてやらせていただいたことのほうが、
既存の(よくある)テーマよりも多いでしょう。
 諸先輩が手掛けたテーマを、最新の事例にてブラッシュアップする、というのであれば、
私ではなくても、誰かがやるだろう。 僭越ながらそう思っています。

 ですから私は、自らの体験に基づいて、ニーズのありそうなテーマを設定し、
そのテーマに従って構想を練り(時にテーマを修正し)、配付資料を作り込んでいきます。
 たとえば、「パテントマップ」をテーマとしたセミナーは、現在であれば探せば出てきます。
 が、私は、インターネットもIPDLもない20年前にこのテーマを掲げ、
手探りで調べ、やり抜きました。 評判はまずまずだったと記憶しています。
 たまたまパテントマップの作成経験が何度かあったのですが、
その僅かな経験からセミナー講師をする、ということに、躊躇いつつ挑戦しました。

 若さ故の怖いもの知らずの無謀さにて、その結果を積極的に解釈しただけかもしれません。
しかし、この経験が「新たなテーマへの挑戦」に対して、躊躇を無くしてくれています。

     (2016年8月作成)