◎調査対象と異なる出願依頼

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◎調査対象と異なる出願依頼

 ある商標の調査依頼を頂戴しました。

依頼者としては「商標の登録可能性の調査」のつもりでしょうが、
実務としては、「商標の文字列の読み方(称呼)による予備調査」でした。
 この依頼の時点で、

   調査するのは「商標」ではないですよ。
   「ネーミング」に関する調査ですから・・・

と、あらかじめ用意してある「ネーミングと商標の違い」などの自作資料を
お送りした上で、電話で説明をしました。

 その上で、「称呼検索」をし、「登録可能性あり」という報告書を田しました。
そして、「ロゴ」やデザインなどの候補が挙がってきたら、また連絡をください、
とお願いしました。

 しかし、「候補」の連絡が来る前に、「最終版」が来てしまいました。
恐れていた(報告書の口頭補足で注意を促してもいた)ように、
調査の段階では無かった「文字列の間のスペース」が入った最終版でした。

 「一連の文字列」と「スペース入りの文字列」では、読み方に違いが出てきてしまい、
意味合いも変わってきてしまう・・・

 調査報告書に記載しておいても、このような事態になってしまうのは、
こちらとして、何が悪かったのでしょうか?
何を今後改善したり、何に注意したりしなければならないのでしょうか?

 どうすればベストなのか、の試行錯誤ばかりで、年月が過ぎていく・・・
そう考えてしまうと気持ちが沈んでしまうので、

   まだまだ修行が足りない

と思うようにします。
 商標は、特許に比べて仕事の質も量も、マダマダ足りていませんし。

    (2016年7月作成)

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