◎ある三者交渉の体験(2/2)

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◎ある三者交渉の体験(2/2)

 A社は驚きました。
違約金は一括払いである一方、C社からのライセンス料はランニングロイヤリティ。
よって、A社は一時的にマイナスとなる。
 それだけではなく、ランニングロイヤリティも目減りすることになります。

 A社は、弁護士に相談しましたが、

   「考える」とは言ったが、「出してあげる」とは言っていない

という辺りは先方の言うとおりであり、勝ち目は薄いと助言されます。
 A社は、一時的とはいえ赤字を抱えてC社との契約を締結することになりました。

 この事例の教訓として私が気付いたのは、

  先方の言葉に対し、「自分の期待」を含んでその言葉を解釈してはならない

ということです。

 このコラムをなぜ書いたか、というと、実は、
上記の教訓があったにもかかわらず、

  先方の言葉に対し、「自分の期待」を含んでその言葉を解釈し、失敗した

という体験を(間接的とはいえ)してしまったからです。

 「教訓」を本当の意味で身に付けるのは、とても難しい

というのが、今回の教訓でしょうか。

    (2016年3月作成)

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