◎名前ランキングに思うこと

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◎名前ランキングに思うこと

 12月になると、流行語大賞が話題になりますが、
私が取り上げたいのは、「名前ランキング」です。
 この時期になると、本年誕生した赤ちゃんに、どんな名前がつけられたか、
というのを男女別にランキングして発表されます。
 あやかりネーミング、とも言うべき社会現象が、毎年繰り返されることが、
私は不思議です。。。
 たとえば、ラグビーが脚光を浴びた本年は「歩(あゆむ)」が急上昇とか。

 人気のある名前を自分の子どもに付けてしまったら、成長過程でどうなるのか?
同学年、同じクラスに同じ名前の子どもがいる確率が高まります。
その結果、名前で呼ばれず、苗字で呼ばれたり、ニックネームが付けられたり、
「1号、2号」と言われたりしますね。
 その子どもにとって、良いことよりも良くないことを私は想像してしまいます。
(まあ、自分の子どもではないので、知ったことではないのですが)

 さて、商標を案出する、という時、案出に慣れていない会社や組織は、
無難な名前や流行語のちなんだ名前を付けたがります。
 無難な名前では、まず「識別力」が弱い。また登録可能性も高くない。

 運よく、登録可能性があったとしても、その後、どうでしょうか?
商標をどのような場面で使い、どのように役立つのか、
ということを、想像してもらうようにお勧めします。
 (説得では弱い。自ら考えてもらわないと。)

 そういう想像力を駆使してもらって、「識別力」の高い商標のほうが有利だ、
とようやく気付いてもらうのです。

  (2015年12月作成)

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