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◎これからはXXの時代だ、という言葉(1/2)

 私が通っていた高校において、一年生の時に化学のS先生が
「これからは電池の時代だ」と仰っていました。
確かに、私の高校時代には存在しなかった二次電池が
生活のさまざまなシーンに入っています。
 『電池』という括りが大きすぎるとは思いますけれど、
未だに、「これからは電池の時代」であると言えます。
 エネルギ問題、特に電力エネルギの需給に関する問題を解決する手段の一つとして。

 大学に入って聞いたのは、「これからはロボットの時代だ」という言葉です。
これまた、産業用ロボットしかなかった時代から、生活シーンに入ってきたロボット。
そして、これからも「ロボット時代」は続くのでしょう。

 さて、先生(または人生の先輩方)による、これからはXXの時代だ、という言葉は、
個々人の人生において、影響を及ぼすのでしょうか?
 トレンド先読みは、個々人の選択において参考にするとしても、
参考にとどめるべきであり、自分の頭で考え、自分の直観を優先すべきではないか。
 言葉にしてはいませんでしたが、高校生の時も大学生の時も、そう感じていました。
 「皆が向かうところへ一緒に行っても仕方がない」、「だから何なのだ」
オトナは無責任で好き勝手なことを言うもんだなぁ、と思うだけでした。

   (2015年10月作成)