コンサルティングの前提条件に、人間関係(の構築)があります。
人間関係、ということになると、理論理屈で説明できない(説明している時間がもったいない)
「相性」の問題が当然あります。
相性が悪い、と感じても、自分の成長のために「相性の悪さ」を
自分の修行と捉え、我慢したり、自己改革をしたり、失敗に終わっても糧としたり、
といった選択は、当然、「ok」でしょう。
いっぽうで、相性の悪さを理由にして、早期撤退を決断して出血(採算悪化)を減らす、
自分のエネルギ消費を抑える、といった選択も、当然、「ok」でしょう。
どちらを選択するのか、を迫られたとき、まず自分のポジションを考える。
上司がいるなら、自分の判断を入れた上で上司の判断を仰ぐ。
自分が経営者のポジションならば、自分の判断に腹を括る・・・
こうしたことは、仕事マニュアルに掲載されていないかもしれない。
しかし、こんなことは、口にするまでもなく(言われなくても)、
気付けなくてはならないはずなのです。
隙間を埋めるために、このコラムは意義があるのかもしれないけれども。
(2015年3月作成)