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◎『相性」を考える

 コンサルティングの前提条件に、人間関係(の構築)があります。
人間関係、ということになると、理論理屈で説明できない(説明している時間がもったいない)
「相性」の問題が当然あります。

 相性が悪い、と感じても、自分の成長のために「相性の悪さ」を
自分の修行と捉え、我慢したり、自己改革をしたり、失敗に終わっても糧としたり、
といった選択は、当然、「ok」でしょう。

 いっぽうで、相性の悪さを理由にして、早期撤退を決断して出血(採算悪化)を減らす、
自分のエネルギ消費を抑える、といった選択も、当然、「ok」でしょう。

 どちらを選択するのか、を迫られたとき、まず自分のポジションを考える。
上司がいるなら、自分の判断を入れた上で上司の判断を仰ぐ。
 自分が経営者のポジションならば、自分の判断に腹を括る・・・

 こうしたことは、仕事マニュアルに掲載されていないかもしれない。
 しかし、こんなことは、口にするまでもなく(言われなくても)、
気付けなくてはならないはずなのです。
 隙間を埋めるために、このコラムは意義があるのかもしれないけれども。

   (2015年3月作成)