土木技術者だったという大先輩とご一緒する機会がありました。
別の先輩との会話が耳に入ってきて
サラリーマンを引退して久しいこと
ご病気の奥様が最近亡くなられて一人暮らしになったこと
目が悪くなったので、運転免許証を返上したこと
運転をしなくなったら出不精になったこと
などを、何となく知りました。
以前であれば、自分の親との比較をしながら聞いていたと思うのですが、
自分の将来の参考に、という気持ちが芽生えていたことに、自分で驚きました(笑)。
大先輩とお話しして印象に残ったのは、
ゲリラ豪雨が発生する場所が毎年少しずつ変化しているとか、
天気図を見ながら災害がないだろうか、とついつい心配してしまうんだよ
という趣旨の言葉でした。
どんなお仕事をされていたのかを詳しくお聞きするチャンスがなかったのですが、
土木技術者として、自分の関わった仕事の進捗、完成後の管理、周辺への影響などにおいて
「天気天候」が大きく関わっていたのだろうと想像できました。
かつての仕事に関わりがあり、且つ日常的に変化する情報が存在する、
ということは、変化の少なくなった日常の中では大切なことなのだろうな、と思ったのでした。
(2015年3月作成)