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◎暇と多忙との狭間で考えたこと

 東日本大震災の直後、仕事が途切れた頃は、
自分の仕事について見つめ直しました(そうせざるを得なかった)。
 見つめ直したところで、本業を変えることはできるはずもなく、
自分のやれることをコツコツ続ける以外にない、と結論づけました。
 その後、仕事が新たに入るようになって、自分の気持ちを立て直すことができました。

 しかし、今夏辺り、また仕事が減ってしまった時期がありました。
 仕事が減ってしまって暇になってみると、

   自分の無力さ、目標意識の薄さ、様々な環境による限界、・・・

などが見えてきました。
 再び、仕事が増えてきた現在感じているのは、

   自分の無力さや目標の不明確さを、仕事への忙しさで誤魔化している

という自分に対する小さな嫌悪です。
 しかし、この嫌悪は、仕事が減っている時期の経済的な不安に比べれば
取るに足らないこと、という気がします。

 小さな嫌悪感ですが、大切にしないと「生き方」にまた不安を抱くことになるはず。
そう思って、この「小さな嫌悪感」を大事に自分を見つめてみようと考えています。

   (2013年11月作成)