先日(休日でした)、小学生の男の子(3~4年生)が、歩道のない道を歩いていました。
私が彼を見かけたすぐそばのコンビニエンスストアで買ったばかりと思われるカードゲームを
レジ袋から取り出し、読み始めました。 私は、それを見て、一喝しました。
危ないだろ! 家に帰ってから読みなさい!
彼は、私の顔を見ることなく、しかしレジ袋にカードゲームを収め、何事もなかったように歩き続けました。
私のそばにいた年配の女性(Sさん)が、私に言いました。
そうして他人の子どもを叱ってあげる人が減っちゃったわよねぇ
そうですね、と私は答えました。
しかし、私が彼を一喝することができたのは、
彼が小学生であり(中学生だったらできなかった)、身体も大きくなく、おとなしそうだった、
といった色々な条件が整っていたからです(笑)。
地域の子ども達を守る、といったら大げさですが、
こんな小さなことを行動するのにも、「他人の子どもを叱る」ということに対する抵抗感を克服する、
という壁を乗り越えなければなりません。
私が他人の子どもを叱ることができたのは、オヤジの会や少年サッカーチームに関わっていたという経験があるから。
私にとって、低くはない壁だった、と思い出しますが、その壁を乗り越えることができ、本当に良かったと思います。
(2013年11月作成)