◎地域活動への参加とその壁(2/5)

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◎地域活動への参加とその壁(2/5)

(3)必要性のすり込み
 地域活動の必要性を実感するきっかけが何だったのか?
 私のスタートは、あるビジネス書でした。どの本の誰が書いていたのか、も記憶にないのですが、

   大人とは、仕事、家族、地域貢献 の三本柱で生きていくことが大事

という趣旨のことが書かれていました。
 そして二十代の終わり頃、この趣旨のことが書かれているビジネス書には何冊も出会いました。
だから、頭では「地域貢献」をいつか始めなければ、とすり込まれたのだろうと思います。
 このすり込みがなかったら、「いつか」は来なかったでしょう。
 また、その後いくつか訪れた「行動へのきっかけ」を見過ごし、掴めなかったかもしれません。
 必要性が若いうち(二十代、三十代)にすり込まれていないと、その後は難しいだろうと予想できます。

(4)匿名性の居心地を捨てる決心
 結婚して移り住んだ地域には、「都会」からは物理的に離れていましたが、地縁も血縁もありませんでした。
そして匿名である居心地の良さは、まだ残したままだったと思います。
 今の私は、「地域貢献」をしたくなる地域に住み、
三本柱の全てに関わって生活していくことを基準とするような住まい選びが理想である、と考えています。

 さて、最初の子どもが一歳になる前、阪神淡路大震災がありました。
 結婚や子どもの誕生は、自分以外の命のことを考えるようになるきっかけではありましたが、
大震災を通じ、地域とのつながりがあるか無いかで生死を分かつかもしれないと漠然と思いました。

 「匿名性の居心地を捨てる決心」はいつしたのか? 明確には思い出せません。
 しかし、私の場合、子どもが地域社会とのつながりを切り開いていってくれた、とは思います。
換言すれば、子どもが生まれなかったら匿名である居心地の良さからは抜けられたかどうか、自信がありません。

(5)子育てを通じて
 子どもが幼稚園に通っている時代、父親も参加できるような行事には積極的に出席したのですが、
「パパ友」は作れずに終わってしまいました。
 人付き合いが得意、ということはない私を代表例として断じて良いのかどうかはともかく、
「子どもが同じ幼稚園」という共通項くらいでは、深い付き合いの友人をつくることはできないのでしょう。
しかし、友人ができなかった、とても残念だったという深刻さまでは感じませんでした。
 多くのパパは、私と同じような経験をし、同じような想いを抱いているのではないかと想像します。

 要するに、「地域活動へ参加しよう」という意識はあっても、きっかけを掴めず、
きっかけが掴めなかったからといって深刻さは感じませんから、そのまま時が過ぎていく・・・
 この辺りは、地域活動へ参加する場合の「壁」のひとつでしょう。
しかし、時間経過とともに「壁」は高くなっていくように思います。

      (2013年11月作成)

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