◎学生に教授する技術が無い場合の悲劇(2/2)

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◎学生に教授する技術が無い場合の悲劇(2/2)

 大学としては、学生に教えたい専門知識をビジネス界で蓄えたビジネスマンを専任講師に迎えようとする。
 「自分の経験や知識が別のフィールドで役立つ」ということに魅力を感じたビジネスマンは、決心して転職する。
ところが、自社内の研修講師などとは全く異質の、二十歳前後の学生へ教授する、ということができず、悩む。
 現在の大学は学生に対して講師を評価させており、その評価という客観的事実が容赦なく突きつけられます。
 教授に関する技術を転職してから習う、鍛える、ということは簡単ではなく、耐えられずに倒れてしまう・・・
 そんなお話でした。
(今回のコラムは、知的財産法など知財関係の講師についての話ではありません。念のため)

 幸いにも私の場合は、教壇に立つ前に「授業法」という研修を受講することができました。
模擬授業などの実習にて、現役学生からの辛辣な評価という洗礼も浴びました。
 また、その研修から教壇に立つまでは約1年という準備期間もありました。
 おかげで、教壇に立つことを苦痛とは感じずに済んでいます。
学生さんからの私への評価も、まずまずのようです(8年間クビになっていないのがその証拠?)。
 私の場合、専任の講師ではなく非常勤なので、常勤となって勤まるかどうかは別問題ですが。

  自分の専門知識が広かろうが、深かろうが、
  大学生に自分の専門知識を教授する、という技術が自然と身に付くモノではない
  教授する、という技術は、教壇に立つには必須である!
 
悲劇に巻き込まれずに、悲劇の主人公にならないように広報していきたいと考え、
(例によって、自分のことは棚に上げ)、ここに記しておこうと想った次第です。

     (2013年5月作成)

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