◎自分さえ分かれば良いという資料

Top >  知財実務についての雑感 >  ◎自分さえ分かれば良いという資料

◎自分さえ分かれば良いという資料

ある製品の試作品ができたので見て特許出願して欲しい、という連絡を頂きました。
先方へ出向いて試作品を見せていただき、デジタルカメラで色々な角度から撮影しました。

 図面はありますか? とその試作品を担当されたエンジニアにお尋ねすると、

   その試作品とは一致していないけど、だいたい同じだから

とコピーを頂きました。
A2サイズの大きなコピーだったこともあり、予め折り畳んで下さいました。
 後で思ったのは、折り畳まれたコピーを億劫がらずに広げ、試作品との不一致点について、
説明を聞いておけば良かった、ということでした。

 職場に戻って、そのコピーと写真とを見比べてみて、困ってしまいました。
少々の違いならばともかく、試作品の特徴点を示す部品さえ一致していなかったのです。

 一般に、エンジニアの方々が自分のために作成する資料は、あくまで自分のための備忘録。
図面通りには行かなくて、現場合わせで試作品が出来上がっていったのでしょう。
 図面のデジタルデータまでも頂いたのですが、不一致点の確認を怠ったために、
効率の悪い仕事になってしまいました。

   (2013年3月作成)

スポンサードリンク

知財情報をリサーチ(ランキング)

関連エントリー

知財コンサルティング


知財系メルマガ

メールアドレスを入力してください
>>バックナンバー
知財最新ニュース
RSS配信中