◎商品購入者の目線

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◎商品購入者の目線

 SNSにて、知り合いの税理士が、ある商品についての使用感を語っていました。
「この工夫は特許らしい」というコメントと商品のパッケージ写真に写っていた「特許出願中」
に対して反応して、私は以下のようにコメントしました。

 「特許出願中」と「特許取得」とは、意味が違います。
前者は、「特許を出願しました」ということであり(アップされた写真は、前者)
後者は、「特許を出願し、特許庁の審査を経て、ちゃんと特許になりました」ということ。
 極端なことを言えば、「特許取得の見込みがない技術」でも、お金さえ出せば特許を出願することは可能。
出願したことが事実であれば、「特許出願中」と表示することが虚偽表示には該当しません。
(正確に言えば、特許庁による審査を出願から3年間リクエストしなければ、特許出願は取り下げ扱いになるので、
 それ以後は、「特許出願中」と表示することが虚偽表示に該当するおそれがあります)
 特許出願中、という表示を見て「ああ、特許を取得しているのか」と解釈するのは消費者の誤解であり、
販売者は、消費者に対してその誤解を期待している可能性は小さくありません。

 すると、その税理士さんは、
  『「特許」という言葉で「おおっ!』と思うヒトは多いだろうね。』
とコメントしつつ、
 『個人的には、強調されている工夫箇所がしっかりしていてくれれば、
  特許になっていようがいまいが、どっちでもいい(笑)。』
とも書かれていました。

 商品の購入者にとっては、商品の品質や価値がしっかりしていることが一番大事、ということ。
ということは、我々もそこを外さないように仕事をする、ということ。
我々の商品は特許出願の書類なのですが、商品の品質や価値を意識して如何に作成するか、ですね。

   (2013年1月作成)

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