◎自分の時間給を意識させる経営者(1/2)

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◎自分の時間給を意識させる経営者(1/2)

 同業の知人が勤務時代に事務所経営者から、
30万の仕事を15時間で仕上げるならば、君の時間給は2万円だ、
という言葉を聞かされたそうです。
 私も、勤務時代に同趣旨の言葉を聞かされました。

   2万円/時間

を意識せよ、という事務所経営者の言葉は、

   仕事時間中にボヤボヤしてるんじゃないぞ

という訓辞として妥当。
当時も今も、それほど違和感なく聞くことができたと思います。

 しかし、そうした特許事務所経営者の言葉を、今の自分が言うだろうか、
と考えると、躊躇します。
 当然のことながら、30万円を売り上げられる仕事の依頼をしていただくための営業経費、
売り上げ後の事務管理費が計算されていません。
 ということで、誤った「お金の感覚」を従業者に植え付けるという反作用が心配だから。

 実は、こうしたことを理解できずに、

   自分の働き分に対して、給与が少ないのでは?

という疑念、反発が「独立へのモチベーション」となった方は
特許事務所の業界には少なくないように思います。
 10年前なら、独立後に「営業経費、管理費」が掛かることを学習しても何とかなりましたが、
今の時代に前述のような誤解のまま独立することは、悲劇に繋がります。

     (2012年5月作成)

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