あるコンサルティング会社の社長のセミナーに参加してみました。
講師、という仕事にも携わる自分としては、「反面教師」として役立ちました。
・配付資料と、テーマとが噛み合っていない
(主張したいことが配付資料に表れていない、主張は口頭のみ。)
・聴衆への問いかけ方が不正確。
→ 自分が期待している答えを引き出せるような問いかけになっていない。
・ターゲットとしている聴衆が、どのような人なのかが、講義を受けていても不明なままだった。
(講師サイドは、受講申し込みを受け付けているのだから把握しているはずなのに。)
・事例の分析が独善的であり、教養も感じられない。 あるいは、誰かのパクリにとどまっている。
なお、自分がこうした分析をするに際しては、「授業法」という授業を受け、
実践的且つ理論的に学んだ経験があるからできたことだな、と気付きました。
理論を学んでおくことということは、思わぬところで役立ちます。
(2011年12月作成)