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◎分かることへのニーズ

 インターネットの普及と、広義の「情報」に関するサービスビジネスの無料化とは、
相関関係があるように感じています。
 特に、「理解する」、「分かる」ということに関するサービスは、
どんどん無料化しているように感じています。

 この現象を捉えて

   知財が軽く扱われている

と嘆く声は少なくないのですが、その捉え方は、私にはどうもしっくりこない。

   お金を出しても得たい情報か否か

ということを、もっと探求しなければならない、と考えます。

 たとえば、知財に関する基礎知識に対してお金を出しても得たい、
と考える人は、どんな人なのか、どのくらいいるのか? ということです。

  知っておかないと大変なことになる

とどれだけ脅しても、そうした脅しに乗ってくれてお金を出してくれる人はいるのか?
 資格試験(弁理士、知財管理技能検定)の受験者くらいではないのか。
じっくり考え、考え続けなければなりません。

   (2010年7月作成)