経営コンサルティングの世界では、ここ10年ほどは、
コンテンツ・コンサルティングからプロセス・コンサルティング に主流が移ってきている、
とのことです。
コンテンツ・コンサルティングとは、コンサルティングの最終アウトプットとして、
コンサルティングレポート(コンテンツ)を提供するコンサルティング。
プロセス・コンサルティングとは、問題点を解決するための手順を示し、
解決までのプロセスを指導する、というコンサルティング。
大企業の研修担当者の方に
気付きを提供できるセミナーは無い
(気付かない社員を、確実に気付けるようにできる研修は無い)
、と聞いたコトがあります。
一方、プロセス・コンサルティングの経験を積んだコンサルタントさんからは、
自分で気づいた、ということを提供される可能性がある
ということを聞きました。
気付きは「体験」であることから、「気付き」そのものをレクチャーしたり、
レポートには書きにくい、ということは想像できます。
(2010年4月作成)