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◎腰痛対策(2)

 人間の背骨は、横から見たときに緩やかなS字を描いているのが理想的、
と言われています。(人体模型や写真などでの映像記憶があると思います。)
 このS字がI字に近くなってしまう(つまりおなかがへこんだ状態)と、
腰の筋肉が常に緊張した状態となり、腰痛を引き起こしてしまうようです。
 その状態から元に戻すためのストレッチです。

    :::背骨S字ストレッチ:::

1)正座をします。布団の上など、足の下が柔らかくないとつらいです。

2)正座のまま、両肩を床に付けるように努力します。

 そうすると、腹筋、両腿 の筋肉が伸ばされます。
同時に、背骨がS字に近くなり、腰の筋肉がゆるみます。
筋肉がゆるむと血行が良くなり、痛みが軽減されていきます。

3)最初は1分くらいしかできないと思いますが、
 徐々に時間を延ばしていきます。

最初のうちは、肩を床につけようとすると膝が浮いてしまい、
膝を床に付けると肩が浮いてしまうと思います。

両腿が突っ張って、両肩が床に付かない場合には、
両肩の辺りに枕や布団を置いておくと良いです。

就寝前にやって、翌朝、調子が良くなっている、と実感できれば成功です。
(調子が良くなったとすれば、
 それまでが理想のS字では無かった、ということでもあります。)

(2009年4月作成)