◎知財を経営に取り入れた理由は

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◎知財を経営に取り入れた理由は

ある政府プロジェクトのお手伝いで、
北海道の釧路にある企業を訪問し、ヒアリングしてきました。

ごく簡単に。
 この会社の社長さんは、水産品の手作業処理を機械化する機械を製造しようとした。
 が、調べたら外国企業の特許の存在が判明。
 その特許を回避可能な機械を開発。
 開発した機械の特許を出願し、模倣品の出現を抑制。
 現在、固定客を持ち、且つ改善改良も進めている。

 このように書くと、教科書通りの、ごく普通のことのように見えるでしょうが、
 この会社の社長さんは誰に教わることもなく、自然にやってこられ、
現在もおやりになっています。

 なお、当時のこの社長さんに対して、銀行などの金融機関が冷たかった、
という話もありました。

 これまでの私の実感ですが、
 初期投資が大変な頃に、特許出願費用を捻出する、
ということを 当たり前のようにやれる中小企業の社長は、なかなかいない! 

 なぜこの社長はできたのか、なぜ他の中小企業ではできないのか、
といったことを考えてみること。
 これは、「知財コンサルティング、弁理士の業務範囲」
といった言葉やら定義やらを議論することよりも、やるべきことという気がします。

 (2008年11月作成)

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