知的財産に関する座学研修=3時間×3回を受講したという公認会計士さんに、
IPDL(特許情報図書館)の使い方を教えてあげる機会がありました。
ほんの15分程度でしたが、
彼は、
これは面白い! 研修でも最初にこういうことを教えてくれれば、
もっと理解できたのに・・・
9時間もの時間を無駄にした、という悔しさからでしょうか、
残念がる姿を見せました。
私としては、彼が研修を受けているからこそ、「特許請求の範囲」、「要約書」、
「権利者/出願人」、「発明者」、・・・といった専門用語を
解説せずに、検索方法を教えることができたのです。
それを告げると、彼も納得していた様子でしたが。
社会人になれば、特許や商標について断片的には知っている、という場合が多いので、
検索手法を実体験してもらう方が、知的財産を手っ取り早く勉強してもらえるのかも
しれません。
(2008年11月作成)