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◎セミナー講師で疲れる理由

 セミナー講師を依頼されると、準備には大きなエネルギを必要とします。
 セミナー開催者の目的は何か、受講者が受講した後に到達する目標、
受講される方がどのような方なのか、などをできるだけ明確にし、イメージします。

 喋るのは得意ではなく、アドリブも利かないので、
資料にしゃべるきっかけとなる言葉を配置していきます。
(喋るのが得意な方なら、ここまでの準備は必要無いのだろうな、とうらやましく思ったりしながら・・・)

 前日は、たいてい緊張して眠りが浅くなります。(眠れない、というほどではありませんが。)

 本番が始まったら、別人になります。自分のことを客観視しないようにするのです。
客観的に見てしまうと、緊張が極端に高まって制御困難になるからです。

 終わって会場を出るとホッとします。疲れが出始めます。
しかし、移動中の交通機関で座れたとしても眠れません。緊張が治まっていないからでしょう。
かといって、ほかの仕事もできません。頭が疲れているからです。
 移動中なら夕刊か雑誌をパラパラめくります。
新幹線などの移動機関ならビールなど飲みます(込んだ電車ではやりません・笑)。

 疲れすぎてしまうせいなのか、酔ってもなかなか眠れません。
そのため、たいていの場合、疲れを次の日まで持ち越してしまいます。

(2008年10月作成)