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◎伝えたいことと伝わること(1)

 先日、打ち合わせをした後、疲れを感じながら考えたことです。
なぜ疲れたのか?
 相談者が次々に質問をしたから。

 これでは分析不十分ですね(自己診断)。

 相談者は、こちらの回答を全て聞く前に、遮るように次の質問をしてきたから。

 最後まで話を聞いてくれないようでは、今後のコミュニケーションが大変だな、
と潜在的に感じたから(今、文字にして顕在化させたのです)。

 相談者が自分の考えを確かめたくて聞きたい、ということであって、
且つ 相談者が期待している回答である場合には、ほとんど伝わる。
 相談者が自分の考えを確かめたくて聞きたい、ということであるが、
相談者が期待している回答でない場合には、こちらが期待するほどは伝わらない。

 相談者に聞いてもらいたい、ということで、
相談者が潜在的に聞きたいと思っていたことの場合には、やや伝わる(誤解も多いが)。
 相談者に聞いてもらいたい、ということで、
相談者が聞きたいとは思っていないことの場合には、ほとんど伝わらない。

 整理してみると、以上のような場合分けができました。
最初の一つ以外をどうするのか、どうしていくのか、ということが、
仕事を円滑に進めていく上では、非常に重要ですね。

(2008年9月)