-私が共感した名言-
知財コンサルタントに求められるスキルとして、第一に挙げられていた
クライアントのニーズ把握能力(IPTJ清松氏)
は、シンプルだが素晴らしい言葉だと思いました。
他の発表者も、一応に「コミュニケーション能力」を挙げていましたが、
こちらの方がわかりやすく、しかも迫力があります。
前提条件にて述べたように、今回の事業では、
中小企業自らが、「知財支援をお願いしたい。」と言い出したのではないのだから、
これは非常に重要です。
また一般の案件でも、中小企業自らが支援をお願いしたいと言い出したとしても、
真のニーズはなかなか把握できません。
何が困っているか分かっているならコンサルなんて頼まない(IPTJ清松氏)
ということなのです。では、どうしたらいいのか?
答えを自ら探す能力が求められているのではないでしょうか。
支援1時間 飲みにケーション7時間(ブライナ横田氏)
これも真なる経験談と思いました。もちろん、聞き役に徹しているのだろうと推察します。
コンサルティングには、非常に時間が掛かります。
準備、ヒアリング、そしてコンサルティングの立案、実行、・・・
時間を惜しまず、労を惜しまずクライアントに熱意を尽くせるか?
これがいつも問われるのだと思います。