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◎特許マップ作成セミナーの準備(1)

とある企業の情報企画部門から、
「特許マップ作成セミナー」のご依頼を頂戴しました。

非常に難しいテーマなので躊躇したのですが、最終的にはお引き受けしました。
窓口になっていただいた担当者の方と、どのような打ち合わせをして
準備を進めたのか、を最初に書いてみます。

このインタビューには、非常に力を注いでおり、
自分としても振り返ることに意義のあるものだと考えるからです。

まず、セミナーの目的を明確にするため、
どのような目的でご依頼を頂いたのかを、メールにてお聞きし、
メールにてご回答を頂きました。
文書として残っていないと、準備の作業中に目的とのブレを
修正できない危険があるからです。

また、セミナー受講者がどのような方なのか、ということも重要です。
受講者の予備知識、専門やバックグランド、特許マップ作成の経験度などを、
できるだけ具体的に教えていただきました。

セミナー内容について質問を回答していただいてもなお、
具体的なイメージができない場合には、再度質問を投げかけました。

たとえば、
特許マップ作成の目的のひとつとして『開発方向付け、開発テーマ出し』
というものを挙げていただいていたのですが、
どのような内容なのかをイメージできなかったので、
「もう少し具体的にお願いします。」と質問をし直しました。

ただし、回答していただくのが難しい質問でもあります。
この質問に明快な回答があるくらいなら、セミナーの依頼など無かった、
と想像できるからです。