20代の頃に、
「自分の考えで結論を言い切る」
Aさんという方と知り合いになりました。
30代のビジネスマンの姿として、憧れました。
こういう場合にどうしたらいいでしょうか?
と質問すると、明確な答えか、的確な場合分けや分析を提供してくださる。
そんな方でしたので、つい頼りにしてしまい、
幾度となく迷惑をおかけしたように思い出されます。
自分がそういう年齢になったときに、そういう姿になれるだろうか、
(憧れていたのであるから、なれるものならなりたい、でも無理かなあ)
なんてことも、考えていたようにも思い出されます。
さて、現在の自分はどうでしょうか。
言い切る場面(言い切らざるを得ない)が増えたような気がします。
しかし、それはAさんのように自信に裏付けられているのではありません。
余裕(時間的または経済的な余裕)がないために、
先送りをする旨の結論を言い切っている場面が、多いようです。
やはり憧れは、憧れに終わってしまうのか・・・