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◎ウサギ関連法に知財戦略(1)

スイスには、
『若いウサギは、生後8週間は1羽だけで収容してはならない』
という動物保護法令があるそうです。

 これは、理にかなっているらしい。
生まれたてのウサギは、腸内に細菌がない無菌状態であるが、
それが段々と腸内細菌が増えてゆき、離乳期を迎える。
腸内で増えた悪玉菌によって、この頃に死んでしまうケースは、とても多い。
ウサギは、生後3週間から6週間が離乳期であり、
生後8週間くらいは1匹だけでなく、親ウサギと一緒に飼うのは適切なのだそうです。

 では、なぜこんな法令があるのか。
スイスでは、憲法の中に動物保護についての規定があり、それを受けて1978年に動物保護法、
動物保護条例は、1981年に誕生しています。
 ヨーロッパ諸国は、動物愛護の精神が強い、という風土があり、
スイスに至っては、憲法にまで動物保護の規定がある。

 源流に遡ると見えてくる! ということは、
知財マネジメントや知財コンサルティングにも言えると思います。