◎売買目的の商標登録(1)

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◎売買目的の商標登録(1)

ときどき仕事で商標の調査をする機会がありますが、
商標権者が法人ではなく個人、というものが増えているような気がします。
(商標に詳しい友人のI弁理士も、『阪神優勝』の事件以来、
個人の商標登録出願が増えている、との見解をお持ちでした。)


商標登録出願については、マスコミ報道のいい加減さもあって
一般の方々には非常に誤解が多く、専門家としては困惑するばかりです。


商標の登録要件においては、
自らの使用意思がない出願には登録をしない(商標法3条1項)、ということとなっています。


しかし、『自らの使用意思がない』ということを
特許庁審査官が認定することの難しさがあるため、
売買目的と推測される商標登録が後を絶たないのではないでしょうか。


『阪神優勝』は、商標登録されていましたが、
その後無効となりました。


無効になったという事後報道をしっかりやっていただければ、
売買目的と推測される商標出願も減るのではないかと思うのですが、
マスコミは、「マス」が興味を既に失っていることを報道してくれませんよね・・・


なお、特許庁の特許情報図書館を使って、
『横浜優勝』、『広島優勝』などを検索してみましたが、
ヒット件数はゼロでした(笑)。

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