◎常識と非常識

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特許出願公開制度についての質問と回答


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Q1.特許出願後、1年6ヶ月後に特許公開されてしまいますが、
 公開期間はいつまででしょうか?

A1.公開期間は、半永久です。
 「以後は見られなくなる。」という期間はありません。


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Q2.審査請求をした結果として拒絶査定が決定した場合や、
 出願人の意思により、出願取下げの申請をすることにより、
 公開情報から抹消されるのではないでしょうか?


A2.拒絶査定が確定した場合や取下げされた場合であっても、
一度、出願公開されたものについては抹消されることはありません。
なお、公開前に、拒絶査定された場合は公開されません。

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Q3.公開されたくない場合にはどうしたらいいのでしょうか?

A3.公開されたくない場合には、出願日から1年3ヶ月までに
出願の取り下げ、または出願放棄 の手続きを取らなくてはなりません。

(公開公報の発行準備期間(出願日から約1年3ヶ月以後)を過ぎてから
出願取り下げをした場合には、公開されてしまう可能性が高いようなので、
注意が必要です。)


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以上は、ある技術者の方からの質問と、
その質問への回答をアレンジしたものです。

特許の世界にいると、出願公開された公報がそのまま存在し続けるというのは
当たり前のように思えてしまうことですが、
「登記簿」などをイメージされている方から見ると、
拒絶されてしまった特許などまでもが公開されっぱなし、
ということに違和感があるのだ、
ということをこの件を通じて知りました。

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