◎特許情報フェアを見学して
これまでの特許情報フェアは、
発行された特許公報をどのように検索するのか、
検索結果としての特許公報に記載された情報をどのように加工するのか、
というサービス、ソフトウェアの紹介に中心があったと思いますし、
これからもそうだと思います。
ところで、
品質が一定である情報は、誰もがアクセスできる反面、競争には役立たない
という法則があります。(計画に関するグレシャムの法則)
この法則は、
プログラム化できる情報がプログラム化できない情報を駆逐する
とも言われています。
5年ほど前に加速度的に増えた、統計処理ソフト(いわゆるパテントマップ作成支援ソフト)は、
現在では珍しくなくなりました。
本年は、パテントマップ作成では処理しきれないほど大きなデータ群を可視化する、
ということを目指しているソフトやサービスの紹介が多かったたように思いました。
グレシャムの法則に当てはめると、プログラム化の進行途中として、
大量の特許情報をマクロ的に扱える、処理できる、という方向性を目指している、
と見ることが出来るかと思います。
そのほか、新しい動きとして私が感じたのは、
二つの特許事務所がブースを設けていた(昨年までは多分無かった)。
知財教育関係のソフトやサービスが増えた。
という点でしょうか。
いずれも、時代の流れからは当然、という気がします。

