◎ヒット商品の肝はどこに?

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◎ヒット商品の肝はどこに?

どこかスイッチを押したら笑い出す縫いぐるみ。
約40年前に、米国のある企業が企画したが、ちっとも売れなかったそうです。

その笑い声を出す機械の製造を委託された日本のある企業。
在庫となってしまったその機械を処分したくて、
ピエロの絵を描いた袋に入れて売ったところ、大ヒット。


これが「笑い袋」だそうです。


累計で2000万個も売れ、未だに売れ続けているというこの商品。
技術の肝は、笑い声の再生機にあるわけですが、
ヒットの肝は、ピエロの絵が描かれた袋だった!


保護すべき知財はどこだったのでしょう? 


発売当初のことは分かりませんが、自分がこの笑い袋の知財担当者だったら、
模倣商品の出現を防止できただろうか。考えこんでてしまいました。

とはいえ、この商品を作り続けているのは一社。
同じような商品を造ることは決して難しくなさそうですが、
技術的に同じ商品を製造することは他社には出来ない、とのこと。


その理由は、再生装置がアナログのレコード盤であり、
そのレコード盤に笑い声の溝を彫る職人さんが今はいないからなのだそうです。


ICチップを使えば類似品は造れそうですが、「味」が無くなりそうです。
ただし、本家の製品よりもぐぐっと安く売られてしまったら勝てないようにも思います。


笑い袋については  ↓ こちら。

http://www.aico.co.jp/waraibukuro.html

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