経営者として、ビジネスパーソンとして、健全な企業、
組織活動を推進するために必要な法令、ルール、倫理についての知識を問う。
それによって、ビジネスにおけるコンプライアンスの理解度を高めてもらうことを目的として、
2005年から開始されました。
入社3年目のビジネスパーソンが、それまでの経験や知識を整理すれば合格できるレベルを想定し、
検定試験が実施されるとともに、公式テキストが作成されています。
知財に関わる一人として、ビジネスコンプライアンス検定 という領域に
『知的財産とコンプライアンス』 ということが重要なテーマとして
取り上げられることになったことを、大変喜ばしく感じています。
しかし、喜ばしく感じるだけではなく、
是非とも普及して欲しいと願っています。
社会的要請へ適応するコンプライアンスを促進するために
近年、不祥事により社会的信用を低下し、
経営に悪影響を及ぼす企業・団体が急激に増加しています。
そのため、既に多くの企業では、コンプライアンスに関する取り組みを進めています。
民法、商法、刑法をはじめ労働関係法令や知的財産法、個人情報保護法等といった
幅広い法令の理解を促進し、それらに基づいた社内倫理の確立と、
企業の社会的責任(CSR)を経営そのものに浸透させていくという動きが
ますます積極化する傾向にあります。
このような時代の中で、より効率的に企業倫理やコンプライアンスプログラムを推進していくためには、
コンプライアンス経営の根幹となる法律知識と
実践的な価値判断基準を有する人材の育成こそが最も重要であると私どもは考えます。
そのためのひとつの指針となるべく、
株式会社東洋経済新報社、
新日本インテグリティアシュアランス株式会社、
特定非営利活動法人企業社会責任フォーラムより後援を受け、
「ビジネスコンプライアンス検定」を創設致しました。
(以上 http://www.sikaku.info/bc/ から引用)