◎大学における知財教育 第二十五回

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◎大学における知財教育 第二十五回

(8)互学互修と気前良さ

底上げ教育とともに、ダブルメジャー教育も盛んになりつつあります。
ダブルメジャーとは、二つの専門を持つ人々のことであり、
たとえば理科系ドクターと知財、理科系ドクターと弁護士資格、経営修士と弁護士資格などです。

ダブルメジャーを目指す人に対する知財教育に関われる機会があったら、大変喜ばしいことです。
一つを深く掘り下げた方と知財専門家である我々とは必ず共通点があるので
「相互理解」の関係、更に進んで互いに教えあう「互学互修」という関係を築くチャンスとなるからです。

この「互学互修」というキーワードは、前出の妹尾先生から教わりました。(*4)

なお、互学互修の関係は、「気前良さ」が互いの根底にあるように感じます。
教えていただくという謙虚さは最低限必要ですが、
無用な謙虚さや遠慮は人間関係の構築にはプラスに作用しないようです。

大学という舞台とは直接関係がありませんが、「互学互修」という見地からもうひとつ事例を紹介します。

公認会計士グループ(具体的には、東京公認会計士協会の経営委員会)の定期的な勉強会に、
数人の弁理士とともにオブザーバーとして参加する機会を得ましたが、視点の違いが面白い。

たとえば、我々ならさっと流してしまうような事柄に質問が集中したり、
苦心して説明した事柄は予想に反して飲み込みが早かったり、という具合です。

興味を持たれる事項、理解しにくい事項について、色々なギャップを経験した機会を、
大学教育にフィードバックできたら、幅広い視野に基づく教育に役立つのではないか、と思います。

(*4)→特技懇235号35?43ページ

 →第二十六回

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