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◎キャリアターゲット

キャリアターゲットとは、自分が目標にするキャリア
というようなニュアンスの言葉かと思います。

特許事務所という業界においても、
その業界から見える知財部を中心とした会社組織においても、
「キャリアターゲット」という言葉を耳にしたことがありません。

ああいう人になりたい!

ビジネス一般には、目標にする上司や経営者を心の中に持っている人は多いはず。
どうして、知財という業界には、キャリアターゲットにされるような人が少ないのでしょうか?

私がキャリアターゲットとしている方は、時の経過とともに変化していますが、
最近まで知財の業界の諸先輩をキャリアターゲットとして捉えたことはありません。
自分が憧れる姿を見せてくれる方がいなかったから。

少し過激に書いてきましたが、20代の知財人にとってのキャリアターゲットにされる知財人は、
どんどん誕生していると思います。
最近の私は、5年後にああいう方のようになりたいな、
10年後には追いつきたいな、などと思う方々にも出会いました。

えっ? 「ああいう人にはなりたくない。」という人ならたくさんいるって?

それは、キャリアターゲットとは全く別物! 『反面教師』って言うんじゃないでしょうか?

そんな狭い世界(組織)に淀んでいないで、もっと広い世界に飛び出してください! 
別に仕事を変えなくても、広い世界に飛び出すことはできるのですから。