◎大学における知財教育 第十九回

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(2)コミュニケーション能力

セミナー講師だけではありません。
個別相談員の派遣も求められます。

ここでは、個別相談についても、「マンツーマン教育」と捉えて、
「大学と知財教育」という本テーマに含めて書いてみます。


個別相談では、一対一での対話が中心になりますから、話を上手に聞き出す能力や、
わかりやすい説明能力が必要とされます。

弁理士試験に合格して日が浅い方は、試験答案の影響が残っているせいか、
説明の言い回しが難しいことが多いようです。
具体的事例を多く知らないために抽象的になってしまうことも原因かもしれません。

たとえば、「特許とは、発明開示の代償として与えられるもの」
といった試験答案的な説明は大学ではピンとこない。
それどころか「発明開示なら論文発表で行っているし、それによって社会貢献も名誉という
代償もいただいている。それ以上に特許なんぞ不要である。」
というように反発さえ生んでしまいます。

ややオーバーですが、「大学で産まれる発明には、多くの税金が使われています。その成果である発明を特許出願せずに発表して、他の国にただで真似され、日本の国力が相対的に低下したとしたら、
『国賊』と非難されますが宜しいですか。」
といった説明のほうが説得力を持つ場合もあります。

相手に合わせたわかりやすい話し方が求められているのです。

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