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◎弁理士試験:二次試験とは何か(4)

1.二次試験までの準備

本試験までに準備することは、多々あると思いますが、
比較的時間が掛かるであろうことのひとつとして、
「バイオリズム」の把握および調整について、書いてみます。

2.自分のバイオリズムの把握と調整

好調/不調の波は、個人差はあるでしょうが、たぶんほとんどの方にあるでしょう。
とすれば、本試験の日に好調であるか、不調であるかは、
自分にとっては非常に大事だと考えていました。

自分のサイクルがどれくらいなのか、過去の生活を思い出しながらおよそ推測してみます。
私の場合には、2週間くらいのサイクルだったような気がします。

そこで、本試験の前の2週間くらいにどん底であれば、本試験の最中に絶好調となるはず、
と想定しました。
ちょうど2週間前には、予備校による「直前答案練習会」がありましたので、
その時に「どん底」となるように調整しました。
具体的には、直前答案練習会の数日前から必修科目を勉強せず、
選択科目ばかり勉強したのです。

直前答案練習会の結果がどうであったか、あまり記憶がないのですが、
危機感を高めるのに役立つ成績だったという気がします。
その後、疲れを取るために、睡眠時間を増やしたり、映画を見るといった気分転換を入れました。
絶不調からの回復基調を創るためでした。

そうした調整期を意識したおかげか、本番では「好調」を意識できる精神状態で
迎えることができたような気がします。

3.総合力を上げるために

好調/不調などを意識しなくても、合格レベルに達するように勉強するのが本筋なのかもしれません。
しかし、私はそんなレベルにはとても達していませんでしたから、
「総合力を少しでも上げるための手段のひとつ」として取り組んだつもりです。

どなたかの参考になれば幸いです。